登坂工房さんには、お蔵を使った展示室や、機織り体験の出来る工房があります。

そこでちょうど、繭から糸をとる作業をされていました。

６個の繭の糸を一本にまとめて糸繰りします。

機械で巻いていくとは言え、手作業が大部分を占めており、集中力と手早さが必要です。

繭から伸びる細い細い糸が、糸車に巻き上げられていくにつれ、艶やかな薄みどり色の光沢を放って来るのを、時間を忘れて見ていました。

早代