四万温泉の老舗旅館。6つの湯で温泉三昧 四万たむら

　節電も少しゆるみ。
今は例年通り、中庭のライトアップも始めました。

昼の紅葉もきれいですが、夜、ライトアップされた木々もまた、幻想的です。

お客様には、お食事を召し上がりつつ、料亭のお部屋から眺めていただいておりますが、
今回は、私が逆に中庭から料亭方面を写してみました。
カメラのフラッシュに気づかれた方があり、係の者に「何か光ったようだが？」
と、聞かれたそうです。

申し訳ございませんでした・・・
怪しいものではありません。

ただし、ほかに明かりがないので、夜の中庭にお入りになられるのは、ご遠慮くださいませ。

さよ

　♪真っ赤だな～　真っ赤だな～　ツタの葉っぱも真っ赤だな　♪

という童謡がありますが、まさに、そんな歌を口ずさみたくなる日でした。

満天星や、もみじに遅れること数日・・・
ツタの色づきは、ここまでかなぁ・・・と、思っていましたら。
本当に、きれいに紅くなりました。

お客様をお見送りしながら、毎日チラチラと観察していました。
たむらのお客様は、この場所がお分かりになるでしょうか？

さよ

　たむらのお玄関を出られて、建物沿いに少し歩かれると中庭があります。
お上段の間の奥からも、料亭のお部屋からも、
また、ゆーとぴあホールのホワイエからも、眺めていただける場所ですが、
ぜひ、外から木戸をあけて、お入りください。

　なかなか手入れが行き届きませんが、それがかえって、
自然に繰り返し花を咲かせるのでは？？？と、
少し開き直りつつ、自慢してしまう中庭です。

ときどき、日常の時間から解き放たれて、
浮世の外に出てしまったかと思うような、
楽しみがみつかる空間です。

　この日は、リンドウが、朝日に照らされキラキラしていました。
これは、うまく写せたかと！！！
ちょっと自慢の一枚です。

さよ

これからが旬となるブリは、出世魚で、縁起の良い魚といわれる。

関東の料理人は、大きくなるにしたがって、　ワカシ　→　イナダ　→　ワラサ　→　ブリ　と呼ぶ。

鰤の照り焼きは、昆布だしで炊いた大根と、牛蒡の金平と一緒に、深皿に若狭地をはって食するのが一番おいしいと思う。

この秋一番のお料理を、今月は楽しんでいただきたい。

さながらに　山紫水明　四万の秋

　これは、私の祖母が遺した句のひとつです。
俳句の先生からも、とても誉めていただいた一句で、
あまり自分から俳句の話をしない祖母でしたが、
心から喜んでいた様子が印象的でした。

四万は、ちょうど紅葉の見ごろを迎え、
ラウンジこてまりから臨む景色にこの句を思い出しました。

　浮世知らずの無垢の木々の色づきです。その山々と共に、
お客様をお迎えする喜びを感じる一日でした。

さよ

　今年は、９月初めの台風で山の木々がだいぶ傷み、
青い葉のうちから枯れてきて、伐採を余儀なくされた木もありました。
　また、暖かい日が続きなかなか色づかず、皆で、今年の紅葉を心配する日も続きました。

　それでも１１月に入り気温が下がり始めると、自然は敏感に反応して木々もどんどん色づき、
見事に赤く染まる木があちこちで見られました。

　それをご紹介したいと、写真ばかりを撮りためているうちに・・・

秋を探しすぎて・・・
そろそろ山もさびしくなって来てしまいました(~_~;)

　夏休みの最後に、あわてて書きまとめる絵日記のようですが、
今年の四万の紅葉を、ご紹介いたします。

さよ

おすすめです(^^)

群馬名物、焼きまんじゅうの、甘い味噌味の飴とラスクです。

飴￥350,ラスク￥370とお値段がお手頃なので、ちょっとしたお土産に好評です。

焼きまんじゅうは
今でも大好きでよく食べますが、子どもの頃を思い出す懐かしい味です。

kozakura

グランドホテルのロビーの庭のもみじが色づいて、ライトアップしています。

いつも見慣れているのですが、段染めのように染まった、美しいもみじに思わずカメラを向けてしまいました。
 

目で見るようには撮れませんが 見事です。
          

コザクラ

　栗が好き！
と、栗ごはんの時にも書きましたが。
栗のおすそわけが、続々届きました。
　先日は、四万湖の近くの栗をむいてくださった方がいて、早速、たむらの栗ごはん。
つまり、お醤油ごはんで炊きました。
　もう、おかずはいりません！！

そして、今回は、渋皮煮！！
　父が好きなのを知っていて、毎年作ってくださる、水上の方。
実は、昔のたむらの調理場の統括です。
　もう一びんは、たむらのスタッフ。
たむらの駐車場にある栗で作ってくれました。
今年は、虫喰いが多いらしく、皆残念がっていましたが、
ちょうど良い実が見つけられたようです。

私は、いつも大きな口を開けて、皆様からのおすそわけを待っています。
感謝・感謝。

さよ

　１０月も終わり、いよいよ秋たけなわ。紅葉も真っ盛り。
今年は、９月の台風の影響で、山の木々の傷みが大きく、
深い色になかなかなってくれませんでした。
日本の季節は春夏春秋とは言いますが、自然は、同じ繰り返しがありません。

ただ、この季節、毎年必ずやってくるもの。
それは、テントウムシの大群！！
ある晴れた、暖かい日。それも、日当たりのよい部屋の窓。
一斉に羽化したテントウムシが、たむらの、それも特定の部屋にやってきます。

あるお客様は、「てんとう虫のサンバ」と、明るく表現してくださいましたが・・・

四万たむらが、とても日当たりのよい土地に立っている証拠！

と、自慢もし、四万温泉の、豊かな豊かな自然のなせる業！と、開き直りもし・・・

お掃除のものも、チェックインの直前まで、その駆除に奮闘しています。
フロントも、ルーム担当も、すぐに対応いたします。
どうぞご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

さよ