四万温泉の老舗旅館。6つの湯で温泉三昧 四万たむら

今年の賽陵館日記の始まりは、お正月の話題が少なかったかな…と、今頃反省しています…

毎年のお正月飾りです。

毎年見上げて、(。^。^。)うんコレだ。と、私たちはうなずくのですが。

お客さまには、やはり珍しいものもあるような…

一番の注目のお飾りは!!

＼(◎o◎)／

やまどりです。

早代

１月１４日は、鳥追いです。

毎年二台の鳥追太鼓が練り歩き、田村坂を上って来てくれます。

大きな太鼓の音で鳥を追い払い、一年の豊作を祈ります。

みかんも撒いて、厄を祓います。

これもお客さまと迎える、３６５分の１日の大事な行事です。

早代

どんど焼きの前に、お繭玉飾りをしました。

今年はちょっとこじんまりだったかな…

来年は、もっと賑やかにしようかな？

そして、どんど焼きの後。

お正月飾りのスルメとお繭玉。

一年の無事を祈って焚き上げました。

早代

節分の宵、毎年男衆を先頭に、お玄関先で豆まきをいたします。

たむらでは、まず福の神を呼び込み鬼を祓い、一年の福を願います。

一年３６５分の１日ですが、お客さまとともに過ごす、大事な行事のひとつです。

早代

四万は、立春を過ぎてからが寒くなる。と言われますが、東風が吹き大地が目覚め、

草芽の萌しとともに春が生まれるこの月。

心は春へ春へと向かって行きます。

今月の峯田のお料理は、〈風待草〉の梅一枝から始まる、明るい色づかいで

野菜の多いお献立となりました。

器の中の、冬の名残りと春の走りの饗宴をお楽しみくださいませ。